士業・講師・コンサルが動画を集客に活かすために大切な3つのこと
士業・講師・コンサルタントの方にとって、動画はとても相性のいい発信手段です。
文章だけでは伝わりにくい人柄や話し方、考え方、専門家としての信頼感まで、動画なら短い時間の中で届けることができます。
一方で、実際に動画制作に携わっていると、
「動画は作ったけれど、その後どう活用すればいいかわからない」
「SNSに投稿しているけれど、問い合わせにはなかなかつながらない」
という相談も少なくありません。
動画を作ることと、動画を集客に活かすことは、少し違います。
大切なのは、映像のクオリティだけではありません。
誰に届けるのか。
見た人に何を感じてもらうのか。
そして、その人に次にどんな行動をしてもらいたいのか。
今回は、これまで士業・講師・コンサルタントの方々の動画制作を行ってきた経験から、動画を集客に活かすために大切だと感じている3つのポイントをご紹介します。
1.「何を話すか」より先に、動画を見た人にどう動いてほしいかを決める
動画を作ろうとすると、最初に考えがちなのが、
「動画の中で何を話そうか」
ということです。
もちろん内容は大切です。
しかし、私たちが動画を企画するときは、その前に考えることがあります。
それが、
「この動画を見た人に、次に何をしてほしいのか」
ということです。
たとえば、
- LINEに登録してもらいたい
- 無料相談に申し込んでもらいたい
- セミナーを知ってもらいたい
- 自分の専門性や人柄を知ってもらいたい
- ホームページを見てもらいたい
など、動画によって役割は変わります。
実際に税理士の先生のショート動画を企画した際にも、単純に「税務知識を話す動画」を作るのではなく、それぞれの動画からどこへつなげるのかを考えたうえで、テーマや構成を決めています。
つまり、
動画制作は、カメラを回すところから始まるのではありません。
まず目的地を決め、その目的に合わせて動画の内容を設計する。
ここが、動画を集客に活かすための最初のポイントです。
2.動画の中ですべてを伝え切ろうとしない
専門家の方ほど、
「せっかく動画を見てもらうなら、しっかり役立つ情報を伝えたい」
と考えます。
これは、とても自然なことです。
ただし、集客を目的とした動画の場合、情報を伝え切ることが必ずしも最適とは限りません。
あるコンサルティングサービスの動画制作では、当初、視聴者にできるだけ多くのことを理解してもらえるよう、非常に丁寧に内容を組み立てていました。
ところが構成を考えていく中で、
「動画を見るだけで満足してしまったら、その先の相談につながらないのではないか」
という課題が見えてきました。
そこで、動画の役割そのものを見直しました。
すべての答えを動画の中で教えるのではなく、
- 自分が抱えている問題に気づいてもらう
- なぜその問題が起きているのか理解してもらう
- この専門家なら相談できそうだと感じてもらう
- もっと詳しく自分の場合について聞いてみたいと思ってもらう
という流れへ変えていきました。
専門家の動画で重要なのは、
「全部教えること」ではなく、「次の対話が始まる状態を作ること」
だと考えています。
もちろん、情報を出し惜しみするという意味ではありません。
視聴者にとって価値のある内容を伝えながら、その人が次の行動へ進める余白を残しておく。
このバランスが重要です。
3.動画単体ではなく「集客導線の中の動画」として考える
動画を1本完成させると、それだけで一つの作品として完結したように感じます。
しかし、集客という視点で見ると、動画はゴールではありません。
たとえば、
SNSで動画を知る
↓
プロフィールを見る
↓
ホームページやLPを見る
↓
LINEに登録する
↓
個別相談に申し込む
という流れがあるかもしれません。
あるいは、
YouTubeを見る
↓
専門性や人柄を知る
↓
他の動画も見る
↓
ホームページへ移動する
↓
問い合わせる
というケースもあります。
大切なのは、
動画を一本の完成品として見るのではなく、見込み客との関係を一歩進めるための「接点」として考えることです。
そのためには、動画そのものだけでなく、
- どこで動画を見てもらうのか
- 動画の最後に何を案内するのか
- プロフィールには何を書くのか
- ホームページでは何を伝えるのか
- 問い合わせまでの導線がわかりやすいか
という前後の設計も重要になります。
動画のクオリティが高くても、その先へ進む道がなければ、視聴者はそこで離れてしまいます。
反対に、動画の役割とその後の導線がきちんと設計されていれば、一本の動画が長く働き続ける営業ツールになる可能性があります。
動画を「作って終わり」にしないために
士業・講師・コンサルタントの方にとって、動画は専門性だけでなく、人柄や考え方まで伝えることのできる強力な発信手段です。
だからこそ、
ただ撮影して編集するだけではなく、その動画をどう活用するかまで考えることが大切です。
今回ご紹介したポイントをまとめると、
- 動画を見た人に「次にどう動いてほしいか」を先に決める
- 動画の中ですべてを伝え切らず、次の対話につながる設計にする
- 動画単体ではなく、集客導線全体の中で動画の役割を考える
という3つです。
株式会社ANDAZでは、ご指定いただいた内容をそのまま撮影・編集するだけではなく、
「誰に届けるのか」
「何を伝えるのか」
「動画を見た人にどう動いてほしいのか」
という部分から一緒に考えながら、動画を企画しています。
「動画を作りたいけれど、何を作ればいいかわからない」
「すでに動画を発信しているけれど、集客へどうつなげればいいかわからない」
という士業・講師・コンサルタントの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

