商品も経験もあるのに、なぜ相談につながらない? 専門家が見直したい5つのポイント

足りないのは努力ではなく、「導線」かもしれません。

SNSを更新している。YouTubeにも動画を投稿している。ブログでも専門的な情報を発信している。

それでも、思うように仕事の相談につながらない。

「もっと発信を頑張ったほうがいいのだろうか?」

そんなふうに感じたことはありませんか?

株式会社ANDAZでは、士業・コンサルタント・講師・コーチなど、専門家の方を中心に、累計300本以上の動画制作・プロデュースに携わってきました。

その中で感じるのは、豊富な知識や経験を持っていても、その価値が十分に伝わっているとは限らないということです。

しかし、足りないのは努力や発信の量ではなく、お客様が相談へ進むための「導線」かもしれません。

導線とは、あなたのことを知った人が、興味を持ち、サービスを理解して、相談や申し込みへ進むまでの流れのことです。

この流れを少し見直すだけでも、今ある発信をより活かせる可能性があります。

今回は、専門家が自分の知識や経験を仕事につなげるために、確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。

目次

1. 自分のサービスの価値が、相手に伝わっているか?

最初に確認したいのは、商品やサービスの伝え方です。

例えば、ある経営コンサルタントが、次のように説明していたとします。

「中小企業向けに、組織改革や業務改善のコンサルティングを提供しています」

どんな仕事をしているかは分かります。

しかし、どんな悩みを持つ経営者に向いているのか、何が変わるのかまでは、イメージしにくいかもしれません。

では、次のように変えてみたらどうでしょうか。

「社員に仕事を任せても、結局すべての判断が社長に戻ってくる。そんな中小企業に向けて、仕事の分担や判断のルールを整理し、社長が本来の経営に集中できる組織づくりを支援しています」

同じサービスでも、誰のために、どんな価値を提供しているのかが伝わりやすくなります。

大切なのは、「何を提供するか」だけでなく、「お客様がどう変わるのか」を伝えること。

お客様が知りたいのは、「これは自分に必要なサービスなのか」ということです。

まずは、ご自身のサービス紹介文を、初めて読む人の立場で見直してみましょう。

2. 必要としている人に、見つけてもらえているか?

どれほど価値のあるサービスでも、その存在を知らなければ、お客様は検討できません。

そこで必要になるのが、SNSやYouTube、ブログ、検索、紹介などを通じた接点づくりです。

ただし、すべての媒体で発信する必要はありません。

大切なのは、自分のお客様が、どこで、どんな情報を探しているのかを知ることです。

Googleで検索する人もいれば、YouTubeで解説動画を見る人もいます。

知人からの紹介をきっかけに、ホームページを確認する人もいるでしょう。

発信するテーマも同じです。

例えば、

「業務改善について解説します」

というタイトルより、

「社員に仕事を任せても、社長の仕事が減らないのはなぜ?」

としたほうが、同じ悩みを持つ人は「自分のことだ」と感じやすくなります。

発信を増やす前に、まずは考えてみてください。

あなたのお客様は、何に悩み、どこで答えを探しているでしょうか?

3. 専門知識だけでなく、信頼につながる情報を届けているか?

「この情報は参考になった」

そう思ってもらうことと、

「この人に相談したい」

と思ってもらうことは、必ずしも同じではありません。

そこで大切になるのが、知識だけでなく、専門家ならではの考え方や判断基準を伝えることです。

例えば、税理士なら、

「法人化のメリット」

を説明するだけでなく、

「法人化を検討するとき、売上以外に確認したい3つのこと」

を伝えてみる。

単なる知識の紹介から、専門家としてどのような視点で判断しているのかが見える発信に変わります。

また、文章だけでは伝わりにくい人柄や雰囲気を届けるには、動画も有効です。

実際の撮影現場でも、専門家の方が普段の言葉で仕事への思いや考え方を語ることで、その方ならではの魅力が見えてくる場面があります。

動画で大切なのは、立派な映像を作ることだけではありません。

「この人なら、自分のことを理解してくれそうだ」

そう感じてもらえる材料を、少しずつ届けていくことです。

4. 興味を持った人が、相談まで進める仕組みになっているか?

ここは、特に見落としたくないポイントです。

SNSの投稿を読んで共感した。

YouTubeを見て、もっと詳しく話を聞いてみたいと思った。

ところが、プロフィールを見てもサービスの内容が分からない。

ホームページを開いても、どこから相談すればよいのか見つからない。

これでは、興味を持った人も、次に進みにくくなります。

確認したいのは、次の流れです。

知ってもらう → 信頼してもらう → サービスを理解してもらう → 相談する

この流れが、途中で途切れていないでしょうか?

特にサービス紹介ページでは、次の5つが分かることが大切です。

  • 誰のためのサービスなのか
  • どんな価値が得られるのか
  • なぜ信頼できるのか
  • どんな内容で、どう進むのか
  • どこから相談できるのか

また、SNSの投稿に「詳しくはこちら」と書くだけでなく、リンク先で何が分かるのかも伝えてみましょう。

サービス紹介ページは、ただ商品を宣伝する場所ではありません。

お客様が「自分に合っているかどうか」を安心して判断するための場所でもあるのです。

一度、ご自身のSNSからサービス紹介ページ、問い合わせまでを、初めて訪れた人のつもりでたどってみてください。

「自分の場合、どこを優先して整えればいいのだろう?」

そんな方のために、記事の最後では無料のWeb診断もご紹介します。

5. 今あるコンテンツを活かし、改善を続けているか?

集客を考えると、つい新しい投稿や動画を増やすことに意識が向きがちです。

しかし、すでに作ったコンテンツの中にも、活用できるものがあります。

例えば、10分の解説動画が1本あれば、

  • 要点をまとめたショート動画
  • 詳しい解説を加えたブログ記事
  • 質問と回答をまとめたSNS投稿

などへ広げることができます。

毎回ゼロから作らなくても、今ある知識や経験を、違う形で届けることができるのです。

そして、発信した後は、その反応を確認してみましょう。

例えば、

「SNSからサービス紹介ページに何人訪れたか」

「ページを見た人のうち、何人が相談を申し込んだか」

といった数字です。

ページへの訪問が少なければ、発信内容や案内方法を見直す。

訪問はあるのに相談が少なければ、サービスの説明や相談方法を確認する。

数字だけで原因がすべて分かるわけではありませんが、改善するための大切なヒントになります。

作って終わりではなく、活かし、育てていく。

それが、コンテンツをビジネスの資産に変える考え方です。

すべてを一度に改善する必要はありません

ここまで、5つのポイントをご紹介しました。

ただし、すべてを同時に整える必要はありません。

商品の魅力を言葉にすることが先の方もいれば、もっと多くの人に知ってもらうことが必要な方もいます。

すでに発信を続けている方なら、相談までの流れを見直すことが優先かもしれません。

今の状態によって、次に取り組むべきことは異なります。

大切なのは、やみくもに努力を増やすことではなく、今あるものを活かしながら、必要な場所を一つずつ整えていくことです。

新しいSNSを始めたり、動画を増やしたりする前に、一度ご自身のビジネスの全体像を整理してみてはいかがでしょうか。

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A|商品を「伝わる形」に整える

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この診断は、できていないことを探すためのものではありません。

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だからこそ、その価値を、必要としている人に伝わる形に整えていく。

まずは、ご自身の現在地を確かめるところから始めてみてください。


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専門家の価値を、伝わる形に。

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