「文章による顧客獲得術①」

今回から数回にわたってライティング
「文章による顧客獲得術」について書いていきます。

まず本能として人間が文章を見た時には

読まない
信じない
行動しない

この三つの壁が存在することになります。

顧客を獲得する上では
この三つの壁を相手に乗り越えてもらうように
ライティングを行なっていかなければなりません。

今回はまずは

目次

①読まない

この壁を突破するために
意識しなければならないことを見ていきましょう。

まず大前提として理解しておかなければならないのは
「人は他人に興味がない」ということです。

いくら一生懸命ライティングを行なったとしても
それを見てもらわなければ、そして読まれなければ
ビジネスの上では存在しないことと同じです。

現代人は1日の中で多くの情報に触れます。

SNS然り
テレビCM然り
電車の広告や街の看板然り

その状況下では
読者はあなたが書いた文章を見た時に

●1秒たりとも時間を無駄にしたくない
●1文字も自分とは関係のない話を読みたくない

既にこういった思いが働いていることを
まずは認識していください。

果たしてその中で
どうやって文章を読んでもらうのか。

この読まないの壁を破壊するために
すぐに使うことのできる2つの技術を紹介します。

それは

A.価値の提示
B.情報を不完全にして注意を引く

です。

これらを簡単に見ていきましょう。

A.価値の提示

これは読んで字の如く
読者にとって、価値のある情報を提示することです。

この”読者にとって” ということが大切です。

その情報がいくらあなたにとって価値あるものであっても
読者にとって価値がなければ意味がありません。

具体的には読者にとって

・悩む頻度が多いものを解決する情報

(例:鏡を見るたびにニキビが気になる等)

・悩みの深刻度が高いものを解決する情報 

(例:このままだと癌になってしまう等)

・悩みのに時間制限がある

(例:夏までには水着を着れるようにダイエットが必要等)

簡単に言えばこれらの情報を提示することが
読者にとって今すぐに読む価値がある情報です。

なので後回しにされずに
読まない=見ないの壁を突破することのできる技術になります。

B.情報を不完全にして注意を引く

シュガーマンの滑り台効果というものがあります。

1行目は2行目を読ませるために存在します。
2行目は3行目を読ませるために存在します。
3行目は4行目を読ませるために存在します。

つまり

全ての文脈は次の文脈を読ませるために存在しています。
そして全ての文字は次の文字を読ませるために存在しています。

それでは、読まない=見ないの壁を破壊して
最後まで読んでもらうためにどうすればいいのか?

それは不完全情報の形で常にライティングをして
次が読みたくて仕方がくなる情報を提示する。
そういったライティングをしていけばいいのです。

本能で人間はめんどくさいことを嫌うので
知っている情報があれば飛ばそうとします。
「これは知ってる~」とショートカットをしようとします。

そこで「敢えて情報を不完全」にして
ショートカットをさせずに注意を引きます。

そのためには
α疑問形にする
β1行だけでは解らなくする

α疑問形にする

(例)
X   オンライン講座は重要です。なぜなら売れるからです。

  知ってますか?
もう働かなくてもいいんですよ?
あなたのスキルをオンラインにすることができれば。

β1行を読んだだけでは結論がわからないようにする技術

もちろん時にシンプルで結論を言うことが大切な場面もあります。

しかし「読まないの壁を越える」と言う意味では
読み切った後に「どう言うこと???」
と言う気持ちにさせることが大切になります。

(例)
X  オンライン講座があれば、送料をかけずに商品を届けることができます。

  あなたがオンライン講座を作れば、
まるでテレポーテーションをしているかのような気分です。

もう重い荷物を持つ必要もなくなります。
そう
  ”場所という制約から
ついに自由になることができるのです。

余談ですが
SNS
運用の場合は
継続することも大切な要素なので

そういった意味でも
情報を小出しにし続けることで
意図的に興味を引き続ることができます。

あとは深い意味で
お客さまのお腹の全てを満たしてしまうと
我々は飽きられてしまうということも覚えておいてください。

まとめ

以上今回はライティング
「文章による顧客獲得術」についてお伝えしました。

人間が文章を見た時には本能的に

読まない
信じない
行動しない

この三つの壁が存在することをお伝えしました。

顧客を獲得していく上では
この三つの壁を相手に乗り越えてもらうように
意識的にライティングを行なっていかなければなりません。

今回はまずは

①読まない=見ない

この壁を突破するために意識しなければならないことをお伝えさせて頂きました。

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