「ショート動画で指名検索を増やす方法|30秒で専門性を伝える設計術」

ショート動画で指名検索を増やす方法|30秒で専門性を伝える設計術

「動画を出しているのに、問い合わせが増えない。」
そんな声を、私たちANDAZは士業の先生方からよく耳にします。

けれど本質的な課題は“再生数”ではありません。
本当に見るべき指標は、あなたの名前や事務所名で検索される回数=指名検索です。

人は信頼できる相手の名前を覚え、検索し、再び会いに来ます。
動画とは、その“記憶”を作るための装置です。

この記事では、これまでの知見と、最新のSNSマーケティングの学びを踏まえて、30秒で専門性と信頼を記憶に残すショート動画設計法を、解説していきます。

目次

1|30秒で印象を残す黄金フォーマット「5-7-8-5-5」

短尺動画は、テンポが勝負です。
ANDAZでは、士業の先生方に向けて5-7-8-5-5構成をおすすめしています。
以下の流れで、視聴者の「覚えるスイッチ」を入れましょう。

  1. Hook(0〜5秒)
     悩みを視聴者の言葉で代弁。
     例:「助成金、どれが自分に合うのかわからない…?」
  2. 権威づけ(6〜12秒)
     地域+肩書+実績を簡潔に。
     例:「新宿の社労士◯◯、年間相談300件以上」
  3. 価値提供(13〜20秒)
     一つの判断基準に絞る。
     例:「まず“要件→金額→締切”の順で整理してみましょう」
  4. 証拠(21〜25秒)
     信頼を補強する具体例を。
     例:「直近6ヶ月で助成金通過率90%です」
  5. 指名CTA(26〜30秒)
     検索行動を“言葉”で促す。
     例:「“新宿 社労士◯◯”で検索してみてください!」

この最後の一文を入れるかどうかで、
指名検索数は2〜3倍変わります。

2|音・字・画を“固定化”して記憶に残す

人が情報を覚えるのは「繰り返し」より「一貫性」です。
そのためには、音声・テロップ・画面デザインの3点固定が有効です。

  • 音声:必ず最初に名乗る。「株式会社ANDAZ、代表の白石です」
  • テロップ:屋号+肩書+地域を冒頭に。色はブランドカラーで統一。
  • 画面:下部帯にロゴと所在地を常時表示(ブランド記憶の核)

30秒×10本を制作した後、あなたの名前を検索する人が確実に増えるでしょう。
動画は“あなたを検索させるための装置”なのです。

3|プラットフォーム別に最適化する

YouTube Shorts(ストックがなくても始められる設計)

YouTube Shortsは、検索行動を生み出す「入口メディア」として非常に有効です。
とはいえ、「まだ自社に動画素材がない」「話すことが思いつかない」という先生も多いでしょう。
そんなときは、“自分の声とスマホ1台”だけで作れるストック型ショート動画
から始めるのがおすすめです。

Instagram Reels

信頼を視覚で伝えるならこちら。
“親しみやすさ+専門性”の両立が鍵。
サムネイルには人物+短い言葉(例:「融資の落とし穴」)で一瞬の記憶を狙います。

TikTok

エンタメ性が強いからこそ、絵のインパクトやユーモアで勝負します。



4|撮影・編集のコツは“誠実なリアリティ”

士業動画で最も信頼されるのは、「飾らない誠実さ」です。
そのために大切なのは“現場感”。

  • 構図:胸上バストショットで目線はカメラへ
  • 背景:事務所、書棚、相談室など「日常」を見せる
  • 照明:自然光をベースに、やや明るめでクリーンに
  • テロップ:1行13〜16文字、句読点は控えめでテンポ重視

動画の目的は「演出」ではなく「信頼形成」。
視聴者が「この先生、話してみたい」と思った瞬間、指名検索が発生します。

5|検索につながる導線を設計する

どんなに良い動画も、行動導線がなければ成果は出ません。
次の3点を整えましょう。

  1. Googleビジネスプロフィールを屋号完全一致で登録
  2. すべての動画説明欄を同一LP(例:/shorts/consult)へリンク
  3. Googleサーチコンソールで「ブランドクエリ(屋号+氏名)」の増減を確認

さらに、リールやショートの投稿を週3本ペースで継続すると、
3ヶ月後には「屋号検索→サイト訪問→相談」の導線が自然に出来上がります。

6|ショート動画は“信頼の積み木”

士業にとって、動画は“魅せる”ためではなく“信頼を積む”ための手段。
1本で結果を出すものではなく、10本で信頼、30本で記憶、100本でブランドになります。

毎回テーマを変えながらも、話す人・声・構成を固定化することで、
視聴者の脳に「あなたの専門性」が刷り込まれていきます。
つまり動画は“指名される士業”へのブランド作りにつながっていきます。

まとめ

短尺動画の目的は「バズる」ことではなく、
「あなたの名前で検索される」こと。

30秒の中で、専門性・誠実さ・地域性・名前を一貫して届けることで、
あなたは“思い出される専門家”になります。

動画の本質は、映像ではなく信頼の物語
士業こそ、最もショート動画と相性が良い職業です。
今日の30秒が、半年後の新しい顧客を生み出していきます。

株式会社ANDAZでは、SNS用ショート動画の企画や制作、
そして士業専門の動画制作・YouTube運用サポートを行っています。
もし「自分でやるのは大変」「効率的に進めたい」と思われた方は、ぜひご相談ください。

継続的に動画を更新できる仕組みを作りたいと思っている士業の先生方、ぜひともお声がけください。
一緒に、“選ばれる士業”への第一歩を踏み出しましょう!

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