イントロ
今回はオンラインコース作成の上で大切なマインドセットについてお話しさせて頂きます。
それは「とにかく数をこなして場に慣れること」です。
これはオンラインコースに限らず、これから新ビジネスを始動させる際にも意識するべき大切なことになるので、
この機会に是非ともお話しさせてください。
前提
まず前提として日本は成長経済から成熟経済へ移行し
モノやサービスをただ単純に売るだけでは簡単に儲からない状態になりました。
これに伴って新しくビジネスを立ち上げて
それをゼロから成功させる能力が明らかに過去とは大きく変化しています。
日本は人口の減少、経済の成熟化によって
ビジネスの単位が小さくなってきている傾向にあります。
(例:自社ビルの中で何100人もの社員を抱える企業が必ずしも成功するわけではない。
少数精鋭の社員でオフィスを持たず年間数十億の年商を叩き出している会社もある。)
ということは、一方でその分だけ個人が成功できるビジネスチャンスは増えているということになります。
状況に合わせて形を変え行動する
このことから考えると、これから個人が新しくビジネスを立ち上げ成功するためには
「準備万端で大量の資金を集め、人手を集め、最初から大きな資本を投下して展開していく」といった思考ではなく
「小回りが利くビジネスや投資を状況に合わせて数多く行うことができる」
「状況に合わせて形を変えて行動する」この思考法が今の日本で成功するためには有利になります。
そのためには「小さくても良いので複数のビジネスをいくつも立ち上げる」
このノウハウが求められることになります。
昨今の起業家を分析し、ビジネスを立ち上げ何度も成功している人にはいくつかの特徴があります。
その中でも顕著なのは「同じタイミングで多数のビジネスに取り組んでいる」この特徴です。
幸運にも最初に始めたビジネスが偶然当たったという人を除いて
多くの成功する起業家は同時並行に様々なビジネスを走らせて
試行錯誤を重ねる中、そのいずれかが成功するビジネスに予想外に辿り着くことができた。
これが実態です。
つまり昨今の成功者は、まずは同時進行で
いくつものプロジェクトを走らせることからスタートしているのです。
(Facebookもマークザッカーバーグが大学時代に
女子生徒に彼氏がいるのかいないのかを知るために作った。
同時に大学の講義の情報を集めたコース・マッチを作っている)
その複数走らせているビジネス中で
可能性が見えてきたモノに対して、タイミングを見計らって
一気に全てのリソースを投入していく。
これが正解です。イメージとしては10個以上のビジネスを走らせ、
その中で1個がモノになるかならないかです。
それは例えば、それぞれのビジネスジャンルが全く違う場合もありますし
大きな枠としては同じジャンルのビジネスの場合もあるでしょう。
何より大切なのは「とにかく数をこなす」この考え方が重要になってきます。
裏を返すと
裏を返すと、ダメなのは1つのアイデアに固執しすぎて、
丁寧に準備ばかりしていてビジネスを始めるのが遅い。
最初の一歩を踏み出すのが遅い。現代ではこの考え方は本当に致命的です。
余程運が良い人でない限りは、
始めた最初のビジネスを1回目でいきなり成功させるのはとても難しいはずです。
SNS運用においても、メッセージを届ける小人が定まっていれば、
まずは発信を始め、実際にやりながら試行錯誤を繰り返し
最適化していくのが最も最短で成功するルートだと言えます。
その際に違うアイデアが浮かんだならば、
全く別アカウントで試してみるのも良いでしょう。
何よりも大切なのは、まずは始めて見ること。挑戦をしてみること。
今の時代、始める前に躊躇して同じ場所に固執してしまって身動きが遅くなってしまうのが致命的なのです。
まとめ
今回はこれからの時代に
新しいビジネスで成功するために意識するべきことをお話しさせて頂きました。
日本の経済状況の変化により
過去の起業家と今の起業家で成功への取り組み方が変化してきていること。
これから個人が新しくビジネスを立ち上げ成功するためには
「小回りの効くビジネスや投資を数多く行うことができる」
「状況に合わせて形を変えて行動する」この思考が有利になること。
そのためには
「小さくても良いので複数のビジネスをいくつも立ち上げる」
このノウハウが必要であること。
令和時代に成功を収めている起業家は
「同じタイミングで多数のビジネスに同時に取り組んでいる」
という特徴を持つこと。
1つのビジネスをピンポイントで狙って当てに行くイメージよりも
とにかく数をこなしながら大きな当たりを探していく。
そしてその中から可能性の芽が出てきたものに時には、
自分の時間やお金のリソースを一気に投入するイメージを持つことについてお話しさせて頂きました。
この考え方はオンラインコースを作成していく上でも
とても重要なマインドセットになります。
はじめての動画撮影やコースのテーマ。
最初から全てがうまくいくとは限りません。
とにかく場数を踏みつつ試行錯誤を繰り返していきましょう。
その際に、自分がしっくりくる感覚や作成している仲間達の反応が良い時など、
そういったサインを見逃さないことが、ヒットするオンラインコースを作る上で大切になってきます。
まずは一歩を踏み出してみること。
やる前に躊躇するより、実際に手を動かしやりながら最適解を探していきましょう。
以上。