ゼロからオンラインコースを作成するに当たって、自己流で全く何もないところから始めるよりも、まずはモデリング先を決めて研究、分析から始めます。
今回はモデリングについて言及していきます。
他のビジネスモデルを模倣する
前回「 これから新ビジネスを始動させる際に意識するべき大切なこと 」についてお伝えさせて頂きました。そこでは「小さくても良いので複数のビジネスをいくつも立ち上げる」重要性についてお話ししましたが、ビジネスが小規模になるということは、つまりは複数のチャネルでいくつかのビジネスが併存できると言う意味でもあります。
規模がそれほど大きくなくて小回りがきくので、イメージとして柳の下にいる数匹のどじょうを狙いうちにしていけば良いのです。
小回りをきかせるためにもスピード感が重要なので、全くの白紙の状態からアイデアを練っていくのではなくて、まずは他者のビジネスモデルを徹底的に研究し、良いところを次々にとりいれて行くから始めていきましょう。
他人の真似をするのは良くないという正論
確かに他人の真似をするのは良くないというのは正論です。
しかし思い込みの中で縛られて全く行動しないのでは、新しいビジネスを次々と成功させるのは難しいです。
逆説的な話にはなるが、実は他のビジネスを上手に模倣できる人というのは、実は新しいビジネスを作り出すことも上手です。。なぜならば、本当に優れたビジネスマンは、他者の優れたビジネスモデルの本質を見抜くことができるからです。
本質というのがポイントで、ただ上部だけを真似しているのではありません。
本当に画期的なビジネスを目の当たりにした場合には、その大事なパートを的確に抽出して自分のビジネスに応用する力。この力があれば、新しいビジネスを次々と成功させる近道となるでしょう。
そもそも1000年前から何も変わっていない
例えば模倣を避けてアイデアを出そうと試みたとしても、自分が考えるアイデアは市場には既にいくらでも存在していることを忘れてはいけません。
そもそも商売の仕組みは1000年前から何も変わっていません。
本当の意味で革命的で、新しいビジネスは存在しないと考えた方が良いでしょう。
例えば革命的と言われたGoogle。
検索エンジンの仕組みは既に存在しているいくつかのビジネスを組み合わせて成り立っています。
「多くの人から参照される情報は重要度が高い」という考え方や
「ネット上に効果的に広告を表示する技術」
というのはGoogleが存在する以前からビジネスには存在していました。
Googleの素晴らしい点は、従来はそれほど重要視されていなかったサービスの本質を見抜き、それらを模倣し組み合わせたという点です。
Googleが単一の革命的な発明で成功したのではなく、いくつかの模倣を組み合わせることで大成功を収めたのです。
まとめ
複数の小規模なビジネスをスピード感を持って回していくという観点では、ゼロから革命的なアイデアをいくつも生み出すのは至難の技です。
自分が選んだジャンルで既に成功している人を探し出し、なぜその人が結果を出しているのか徹底的に分析しましょう。
オンラインコース作成でもSNS運用でも成功させる確率を上げるためには他人の良いビジネスモデルを見つけたら積極的にモデリングしていかなければなりません。
なぜそのビジネスモデルが成功しているのか、その本質を掴み、スピード感を持って自分のビジネスモデルの中に取り入れオンラインコースを作成していきましょう。