「オンラインコースコンセプト設計について」


オンラインコースを作成する際には
まず、そのコースの【コンセプト】を決めなければなりません。

今回は作成するオンラインコースの【コンセプト】についてお話しさせて頂きます。

目次

コンセプトとは

コンセプトとは、企画などにおいては
「全体を貫く基本的な観点や考え方」のことを意味しますが

オンラインコース作成においてはコンセプトを
3つの要素を組み合わせて定義づけることができます。

それは

1誰に
2何を
3どのように

その作成したオンラインコースを提供するのか
これがオンラインコースのコンセプトになります。

図で表すとこのようになります。




この図を念頭に置いて
オンラインコースにおける、誰に、何を、どのように、
これらを使ったコンセプト設計をそれぞれ具体的に見ていきましょう。

オンラインコースのコンセプト設計「誰に」とは?

経営者の最初の仕事は「顧客の定義」とも言われています。

この①の「誰に」とは
あなたのオンラインコースを購入する見込みのあるお客様のことです。

購入する見込みのあるお客様像や
あなたがそのコースを届けたい顧客は一体誰でしょうか?

全てはたった一人のお客様から始まります。
オンラインコースのコンセプト設計の①の「誰に」では
作成するコースのお客様の具体像を定めます。

よくターゲット顧客というように
幅広い層でお客様を捉えてしまいますが
まずはたった一人のお客様の悩みから考え始めるようにしましょう。

その悩みを抱えた現状から、悩みが解決した理想に導くのが
作成するオンラインコースであり、次の2「何を」に繋がります。

オンラインコースのコンセプト設計「何を」とは?


オンラインコースでいう「何を」とはbefore→afterの変化のことです。

①の「誰に」で定めたお客様が
そのコースを受講することで、どういったbefore→afterを達成するのでしょうか?

例えば
ニキビ肌で悩んでいた状態→肌荒れが治った。
夏までになんとしても痩せたくて悩んでいる状態→5kgのダイエットを行う事ができた。
美味しいコーヒーの淹れ方がわからない→コーヒーを美味しく淹れる事ができるようになった。
など


②の「何を」では、その作成したオンラインコースを受講することで
①で定めたお客様がどのようにbeforeからafterへ変化を遂げる事ができるのかを定めます。

オンラインコースのコンセプト設計「どのように」とは?

③の「どのように」とは
①の「誰に」で定めた受講者の方を②の「何を」で定めたbefore→afterへ
つまり現状から理想に導くためには
どういった知識や情報、ノウハウを提供できるのか。

そしてその知識、情報、ノウハウをどのような形で提供するのかという事です。

問題解決のための知識や情報は
これまで自分が学んできたことや、資格をお持ちの方は専門的知識なども含まれます。

加えて、受講者が現状持っている悩みを
自分がこれまで具体的に問題解決して積み重ねた経験などを、知識やノウハウとして提供する形も考えられます。

そして次はそれをどのような形で届けるのか。
例えば動画コンテンツやテキストコンテンツ。
もしくはオンラインで対面コンサルを行うなどを考える事ができるでしょう。


このようにオンラインコースのコンセプト設計③の「どのように」で

問題解決のためのノウハウの具体的内容や提供方法を定めていきます。

例えば今回のコンセプト設計に当てはめて
この「先生業のオンラインコースの作成方法」を
オンラインコースで作成した場合、コースのコンセプト

4ヶ月という期間を通して

誰に:士業、コンサル、講師、コーチ等の先生業の方達に
何を:時間単価を上げるオンラインコースの作成方法を
どのように:
4ステップで作成方法をまとめてある
オンデマンドの動画、週一回の講義、1on1コンサルを5回

で提供するオンラインコース、ということになります。

まとめ

今回はオンラインコースを作成する際の
そのコースの【コンセプト】についてお話しさせて頂きました。

【コンセプト】とは
誰に、何を、どのように、提供するのかで表すことが出来ます。

コースのコンセプトをしっかりと定めて
価値あるオンラインコースの作成の参考にして頂けますと幸いです。

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